【保存版】競合リサーチの決定版|「機能」ではなく「顧客体験」を丸裸にする、Rweb流・3C分析のフレームワーク
株式会社Rwebの谷田です。
note([「お客様目線」と言うけれど、あなたは自腹で17社比較したことがありますか?])では、私が幼稚園選びで17校を見学し、引越しまでした「マニアックな顧客心理」についてお話ししました。
本記事では、その熱量を「ビジネスの成果」に変えるための具体的な手法(How)を公開します。
これは、私が14年のWebコンサルティングと、国内トップクラスのエンタメ制作(JTE代表としてAvex Ch等に関与)の現場で培った、「感情を論理で実装する」ためのフレームワークです。
教育、不動産、美容医療など、「失敗できない高単価商材」を扱う経営者様は、ぜひ自社の競合分析と照らし合わせてみてください。

- なぜ、教科書通りの「3C分析」では勝てないのか?
マーケティングの基本である「3C分析(Customer, Competitor, Company)」。
多くの企業が競合調査を行っていますが、その9割が「ある間違い」を犯しています。
それは、比較の軸が「機能(スペック)」に偏りすぎていることです。
【負ける競合比較表の例】
価格: 自社 50万円 / A社 45万円 / B社 55万円
設備: 自社 最新機器 / A社 普通 / B社 豪華
実績: 自社 創業14年 / A社 創業5年 / B社 創業20年
一見、正しく見えます。しかし、お客様(特に高単価商材を選ぶお客様)は、この表を見ていません。
私が15院の脱毛クリニックを比較した時もそうでしたが、お客様が見ているのは「そのスペックがもたらす未来の感情」です。
スペックで勝とうとすれば、資本力のある大手に負けるか、不毛な価格競争に巻き込まれます。
勝つためには、比較軸を「機能」から「体験(Experience)」へずらす必要があります。
- Rweb流・「選ばれる理由」を見つける3つのリサーチ術
では、どうやって「体験」を分析するのか。
私がコンサルティングの現場で実践している「憑依レベルのリサーチ」の3ステップをご紹介します。

Step 1:ミステリーショッパー(覆面調査)による「一次情報」の取得
ネットの情報だけで分析したつもりになっていませんか?
私は幼稚園選びの際、17校すべてに足を運びました。そこで初めて「Webには載っていない真実」が見えます。
電話対応のトーン: 事務的か、歓迎されているか?
レスポンス速度: 顧客の不安な夜に、即レスがあるか?
現場の空気感: そこで働くスタッフや生徒は、どんな目をしているか?
これらを数値化し、自社が勝てる「感情の隙間」を探します。
Step 2:「失注分析」こそが宝の山
「成約した理由」を聞く会社は多いですが、「なぜウチを選ばなかったのか(失注理由)」を深掘りしている会社は稀です。
「機能は御社が良かったが、雰囲気が少し冷たかった」
「説明は分かりやすかったが、ワクワクしなかった」
この「選ばれなかった理由」の中にこそ、Webサイトで補完すべき「感情的価値(熱狂の種)」が隠されています。
Step 3:エンタメ流・「感情曲線」の可視化
ここで、私が代表を務めるエンタメ企業(JTE)のノウハウを使います。
顧客が認知してから購入に至るまでの「テンションの起伏」をグラフ化します。
認知時: 期待感はあるか?(アイキャッチ、動画)
検討時: 不安は払拭されているか?(Q&A、お客様の声)
決断時: 最後に背中を押す「熱量」はあるか?(代表メッセージ、ストーリー)
多くのWebサイトは、どこかで顧客のテンションを「冷めさせて」います。それを防ぐのが「Webの実装」です。
- 「熱狂」をWebに実装する
リサーチで得た「自社だけの強み(機能×感情)」を、Webサイトに表現します。
元キーエンス流に言えば、「顧客の直感(右脳)を、論理(左脳)で正当化してあげる構成」を作ることです。
写真・動画(右脳):
スペック説明の前に、まずは「子供の最高の笑顔」や「施術後の自信に満ちた表情」を見せる。(ここでJTEの動画制作力が活きます)
コピーライティング(左脳):
「なぜその笑顔になれるのか?」を、設備やカリキュラムという「機能」で裏付けする。
この順番を間違えないでください。
「機能」は「感情」の証明材料にすぎません。

- まとめ:そのWebサイトに「体温」はあるか?
私が幼稚園を17校見て回り、最終的に選んだスクールには、確かな「体温」がありました。
それはWebサイトからも、電話対応からも、現地の空気からも一貫して伝わってくるものでした。
貴社のWebサイトは、スペック表になっていませんか?
そこに、経営者である貴方の「情熱」や「体温」は実装されていますか?
もし、「自社の強みがうまく伝わっていない」「競合と比較されて困っている」とお悩みであれば、一度Rwebにご相談ください。
「プロより詳しい」と言われる私のマニアックな顧客視点で、貴社のWebサイトを診断させていただきます。
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貴社のWebサイト、SNS、競合状況を分析し、「選ばれるための改善点」をフィードバックします。

【編集後記】
なぜ私がここまで「徹底的なリサーチ」と「感情」にこだわるのか。
その原点にある、親としての葛藤と執念のエピソードは、noteで赤裸々に綴っています。
[>>note:「お客様目線」と言うけれど、あなたは自腹で17社比較したことがありますか?